生徒心得

 学校は、人間形成の場です。本校で学ぶ生徒は集団生活の中でお互いの人格を尊重し,学業に励み,友情を深め,自律的で良識を持つ人間へと成長して行くよう努めなければなりません。生徒心得は、豊かで充実した高校生活を送るための集団のルールです。生徒はこの生徒心得を守り,常に川越初雁高校生たる自覚と誇りを持って行動しましょう。

 

1.服  装

⑴ 服装はその人の心のあらわれである。常に品位を保ち,清潔を旨とし,高校生にふさわしい質素,端正な服装を心がける。

⑵ 服装の細部については別に定める服装規程による。

⑶ やむを得ず異装する時は,異装許可願を担任に提出して許可を受ける。

 

2.礼  儀

⑴ だれにも,気持ちよくあいさつをかわす。

⑵ 廊下その他の場所で来客や本校職員に出会ったときは会釈をする。

⑶ 校長室・職員室・事務室等へ入るときは必ずノックし,入室するときは「失礼します」退出するときは「失礼しました」とあいさつをし、会釈をする。

⑷ 丁寧な言葉遣いに心がけ,品位ある態度を身につける

 

3.通  学

⑴ 登下校の際は制服を着用し,別に定める交通安全規定を遵守する。

⑵ 始業時刻5分前までに登校し,登校後は許可なく外出してはならない。

⑶ 下校時刻は原則として,17:00とする。ただし,部活動及び特別な理由で学校に残留する場合は,教師の指導下にあるものとし,19:30を最終完全下校として校地に留まらないこととする。

⑷ 自転車で通学する者は,自転車通学届を担任に提出し,許可を得る。

⑸ 原動機付自転車(特定小型電動機付自転車も含

む)及び自動二輪車・自動車の運転による通学は禁止する。

 

4.学  業

⑴ 意欲を持って学習活動に取り組み,学力の定着向上に努力する。

⑵ 正当な理由なく欠席や遅刻をしてはならない。やむを得ない場合には必ず保護者から学校へ連絡を入れる。

⑶ 登校後の外出・早退・欠課・授業見学等の場合は,あらかじめ担任および教科担当に申し出て許可を受ける。

 

5.特別活動

 ホームルーム活動・生徒会活動・学校行事等に積極的に取り組み,自主的で生き生きした高校生活を築くよう努める。

 

6.清掃美化

⑴ 校舎の内外は常に清掃し,整理・美化に努める。

⑵ 上履き・下履き・体育館履きの区別をはっきりする。

 

7.携 行 品

⑴ 生徒手帳・生徒身分証明書は常に携帯する。

⑵ 所持品には必ず氏名を明記し,管理には注意する。

⑶ 多額の金銭・貴重品,その他学習上必要でない物は持参しない。

⑷ 物品の盗難・紛失の場合は,ただちに担任または係の教員に届け出る。

 

8.施設・備品・校具の使用

⑴ 学校の施設・備品・校具を大切にし,破損や紛失があった場合は,担任および関係教職員に届け出る。

⑵ 休日等に学校の施設・備品・校具を使用するときは,事前に関係教職員に願い出て許可を得ること。

 

9.集会および文書の配布等

 校内の集会ならびに掲示物・パンフレット等の配布や掲示をする場合は,責任者を定め,係の教員を通じて校長に願い出て許可を受ける。

 

10.校外生活

⑴ 校外生活においては,本校生としての自覚を持ち,責任ある行動をとる。

⑵ 旅行・登山・キャンプ・海水浴・スキー・スケート等を行う場合は,保護者の承諾を得て行い,届け出を要すると思われるものについては,担任に相談し,指示を受ける。

⑶ アルバイトは原則として禁止する。ただし,やむを得ずアルバイトをしなければならない場合は,担任等と相談の上必ず届けを提出する。

⑷ 生徒としてふさわしくない場所への出入りや集まりへの参加は禁止する。

⑸ 外出する場合は,行き先・用件・同伴者・帰宅時刻などを家の人にきちんと告げておく。無断外泊は禁止する。

 

11.そ の 他

⑴ 喫煙・飲酒・暴力行為等は理由のいかんを問わず,また,学校の内外を問わず厳禁する。なお,同席も同様とする。

⑵ 生徒が金銭の徴収を必要とする場合は,その目的・方法・金額等を明確にし,担任または関係教職員の許可を得なければならない。

⑶ 自動車の運転免許証の取得・所有(購入)・運転については,必ず事前に届け出を行い,承認を得ること。

⑷ 原動機付き自転車及び自動二輪車の運転免許証の取得・所有(購入)・運転及び同乗については,必ず事前に届け出を行い,承認を得ること。

⑸ 生徒会活動・部活動等で他校との連絡が必要な場合は,関係教職員に申し出て指示に従う。

⑹ 生徒間の交流は,相互理解と思いやりを基に,励ましあい,清純・明朗な高校生活が営めるように心がける。

⑺ 一身上の問題,その他悩んでいることや困っていることがあれば,担任や養護教諭,生徒相談係の先生に相談する。

 

12.校則の変更について 

校則の変更は、生徒会と生徒指導部が協議し、職員会議を経て、校長がこれを行う。

⑴ 生徒が変更を願う場合は、必ず生徒会を通して行う。

⑵ 生徒会は生徒の代表として、校則に関する意見を提案することができる。

⑶ 生徒会は、校則について提案をした場合、生徒指導部と協議を進める。

⑷ 協議後の原案を、生徒指導部は職員会議に提案する。

⑸ 職員会議を経て、校長が変更を決定する。

⑹ 生徒会は、決められた校則を尊重し、全校生徒に遵守できるよう働き掛けをする。

 

13.諸願・届

⑴ 諸願・届の種類には次のものがある。

 ア 学事関係

    学籍    入学願書 在学保証書 転入学願 転学願 休学願 復学願 留学願 退学願

   諸証明書   証明書交付願 生徒身分証明書交付願 学割交付願

 イ 教務関係   追認定考査願

 ウ 生徒指導関係 忌引き届 外出許可願 出席扱願 住所(氏名)変更届 旅行届 アルバイト届 異装許可願 集会開催願 自転車通学許可願 学校施設使用願 備品等借用願 破損届 入部(会)届 対外活動願 自動車関係書類(様式1,2,3) 自動二輪車等関係書類(様式1, 2, 3, 4, 5, 6,7)

 エ 進路指導関係 進路受験申込書 進路推薦願

⑵ 願・届の様式は別に定める。

⑶ 願書・届書はすべて校長あてとし,担任または関係教職員を経て提出する。

⑷ 傷病のため欠席・見学等が長期にわたる場合は医師の証明書類の提出が必要となる場合がある。