PTA・後援会から

2013年8月の記事一覧

第63回全国高等学校PTA連合会山口大会報告

 8月22日(木)、山口県内の7会場に分散して、第63回全国高等学校PTA連合会山口大会が開催されました。本校は、PTA会長・定森副会長・校長の3名が参加しました。
 以下、当日の概要を報告します。
○山口県の紹介:山口市立明倫小学校の朗唱。小学校1~6年が毎朝、朝の会で、吉田松陰先生の言葉を朗唱しています。学年ごと、学期ごとに言葉が変わり、6年間で18の文を学ぶことになります。素読に通じるすばらしい取組です。
○開会式:①開式の辞 ②国歌斉唱 ③大会会長式辞 ④実行委員長開会の挨拶 ⑤来賓祝辞 ⑥来賓紹介 ⑦表彰式  ⑧閉式の辞
○内閣総理大臣安倍晋三挨拶(DVD)
○基調講演「日本の教育再生」文部科学大臣下村博文氏:文部科学大臣のお話を直接(別会場でしたが)伺える貴重な機会でした。以下、要点をお伝えします。
  日本の現状について、確認したい。少子化・高齢化の進行。生涯設計を変えざるを得ない。子供の貧困率。貧困の格差が教育の格差につながる。連鎖しないように取り組む必要がある。教育の価値観、幸福感を感じる教育という点から考えていく転換点にきている。
 高校生の自己評価の低下。今の高校生は、今日よりも明日が、もっと世の中が悪くなる、将来がますます暗くなるというマインドにある。
  グローバル化に対して、できることは、個人の付加価値を高めるしかない。一人一人の人材力を高める。つまり、教育力を身につける。教育は将来に対する先行投資である。教育立国を目指す。海外でチャンスをつかめる人材の育成である。高校生・大学生、若い人にグローバルマインドを養う、教育再生を方向性とする。幼~一貫性、効率的な取組、すべてにわたるパッケージの改革をおこす。
 OECD先進国とも一致する、今後重要視する教育のテーマは、①クリエイティブにものを考える力 ②技術を自律的に考える、活動する力、リーダーシップ ③優しさ、思いやりなどの感性 である。
  具体的施策:大学入試の抜本的見直し。いじめ対策防止法条例。キャリア教育の充実。高校教育改革。海外留学支援・受け入れ。小・中・高等学校を通じた英語教育の強化・導入。教育課程全体の見直し。我が国伝統文化、アイデンティティに関わる指導。国際バカロレア認定校(100校)。スーパーグローバルハイスクール。スーパーグローバル大学。給付型奨学金。キャリア教育・職業教育の充実。
  終わりに:日本人のポテンシャル、基礎的自信を持って将来を生きる。現在を越えて未来に生きる。自己実現、自立する人間を育成すること。長州五傑のような人材を作る。蘇れ日本、教育を取り戻すことをお願いする。
○熟議:参加者3名は、それぞれ別のグループで、「熟議」に参加しました。全国高P連で参加体験型の熟議を行うのは、今回が初めての機会です。全国の参加者と直接話し合うことができました。
 一例として、校長参加班のテーマ「スマートフォンの安全な利用」の概要を以下に示します。この班は、ファシリテーターと補助、一般参加者7人の計9名での熟議でした。
・第1ラウンド30分:個人作業10分で問題点と解決策を書き出す。個人発表・説明・張り出し20分で、参加者の問題点と解決策を出し合う。
・第2ラウンド40分:全員で問題点と解決策を分類し、カテゴリー別に話し合い、まとめる。
【問題点】①ライントラブル ②モラル ③時間不足(⑤) ④お金・ゲーム課金 ⑤ネット依存 ⑥体験不足 ⑦言葉不足 ⑧約束・段取り不足 ⑨利点:便利
【解決策】①暇を作らない ②「既読無視」:いじめの確認 ③ルールづくり:親としての毅然たる態度
・発表10分:全体約40グループのうち、代表2班が発表する。