校長ブログ
研究授業
6月20日(金)
6月2日から3週間にわたり実習を行っていた教育実習生(本校OG)が
3年生の体育の授業を公開して「研究授業」を行いました。
実習期間中には、体育祭などの学校行事にも積極的に参加して、充実した学びを経験したようです。
研究授業は ソフトボール(ベースボール型)を試合形式で行い
「打つ」「捕る」「投げる」「走る」といった運動の基本動作を複雑に組み合わせ
巧緻性や敏捷性を高める内容でした。
採用試験を突破して、教育愛溢れる先生になることを期待します。
今週の初雁高校
今週は 3者面談週間 で
先週の体育祭に続き多数の保護者に来校していただいております。
また
11日(水)には 学校総合体育大会のバスケットボール会場 として体育館を貸し出し
中学生やそのご家族が雨の中多数来校 してくださいました。
さらに
12日(木)には 学校評議員会 及び 学校評価懇話会 を開催し
学校評議員を務める有識者の方々、生徒代表、保護者代表、教職員代表が集い
令和7年度に重点的に取り組んでいる様々なトピックについて意見交換を行い
建設的でポジティブなご意見を多数いただきました。
梅雨入りしてから校地内では 紫陽花 が目に付くようになりました。
3年生は進路目標達成のため情報集取集したり
部活動で頑張っている人たちはインターハイ予選や選手権大会の予選に向けた最終調整を行ったり
生徒一人一人が自己実現を果たすため今日も歩み続けています。
初雁高校生 ガンバレ~!!
自転車ヘルメット着用推進校
令和7年6月10日(火)
埼玉県教育局、川越警察署から担当職員が来校し
本校が「自転車ヘルメット着用推進校」の委嘱を埼玉県教育委員会より受けました。
通学時の自転車ヘルメット着用率向上及び自転車マナーアップなど
交通安全教育を推進する取組を充実させることにより学校全体の安全意識向上を図ります。
今後生徒の皆さんと知恵を出し合って、さらに「安全安心な学校」づくりを進めます。
第43回体育祭
開会式 校長挨拶
おはようございます。昨日の予行に続き、今日は 川越初雁高校 と 川越特別支援学校川越たかしな分校 合同の体育祭 本番です。最高の体育祭日和になりました。
本日は多数の保護者、ご家族に来校していただいております。ありがとうございます。また、体育祭の企画・準備にあたった体育委員会、部活の皆さん、ご苦労様でした。
今年の体育祭は第43回です。昭和の時代から連綿と続く行事です。生徒の皆さんには、その重みを肌で感じて欲しいです。スローガンの「固い絆、熱い友情で全力を尽くせ!」、体現しましょう!!
ところで、メジャーリーグで活躍中の大谷選手(今日もニューヨークメッツとの試合で2安打のマルチヒット)、5月の月間MVP獲得、すごいですね!?
彼の偉業は、日々の地道な努力とトレーニングの賜物です。我々の学校生活も同様ですが、どんなに小さなことでも積み重ねていくことが、やがて大きな成果に繋がります。毎日努力を積み重ねることは誰にでもできます。前の日よりも1.01倍成長すれば、1年続けるだけで37.8倍も成長した自分になれます。
大谷選手の活躍からパワーをもらい、自分の持てる力を存分に発揮しつつ、クラスの団結力もしっかりとアピールし、今一日頑張りましょう!!
閉会式 講評
今日は、皆さんが力一杯競技する姿を見ることができて大変嬉しく思いました。
結果を見ると、チームとして団結力のあったクラスが上位を占めたように思います。また、各校の最上級生、3年生の頑張りが際立つ一日でした。飛ぶ、走る、いずれもさすがと感じました。引き続き学校の顔として下級生の範となることを期待します。
これで体育祭は終わりますが、夏休み明けには最大のイベント、初雁祭 があります。其々の企画でさらに団結し、しっかり準備をして、大いに盛り上げてください。
本当に素晴らしい体育祭でした。関わったすべての皆様に感謝の気持ちをお伝えします。ありがとうございました。
今日はこの夏一番の暑さを記録したところがあると聞きました。この後しっかり水分を補給してください。いつも言っていることですが、「何かあったら自分の身は自分で守らなければならない」。「リスクがあるとわかっていることは一つ一つ芽を摘まなければならない」。朝もお話しましたが、ここでも日々の取組が重要と感じます。
帰るときには気持ちを切り替えて、事故にあわないよう気をつけて下校してください。
以上で終わります。お疲れさまでした。
川越初雁高校の風景3 哲学対話
6月2日(月)6限
総進クラスの1~3年生が体育館に集い
国語の授業を使って 哲学対話 に取り組みました。
実施にあたり こどもの成長と環境を考える会 のご支援をいただき
6名のファシリテーター(学生及び専門スタッフ)のもとで
問い の立て方を学びました。
哲学対話の肝は 安心安全な環境 で 思考力 や 表現力、社会性 を育むこと。
この後3回にわたって
① 批判的思考・問題解決能力
② コミュニケーション能力
③ 創造性・イノベーション
④ 協働する力
⑤ 自律的に学ぶ力 の育成に取り組みます。
川越初雁高校の風景2
中間考査前最後の活動日
華道部員の作品が校内展示されました
どれも力作ぞろいです!
1年生は高校生として初めての中間考査です
しっかり準備して試験で力を発揮してくださいね‼
令和7年度 PTA・後援会定期総会 校長挨拶
皆様、こんにちは。校長の服部と申します。4月1日付で秩父農工科学高校より着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
本日はご多用の中、川越初雁高校PTA・後援会定期総会にご出席いただき、誠にありがとうございます。日頃より本校の教育活動に対しまして、温かいご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
川越初雁高校は、歴史と伝統ある川越の地に根差し、「健康・勉学・自律」の校訓のもと、生徒一人ひとりの個性を大切にしながら、学力の向上と豊かな人間性の育成に取り組んでおります。今年度も、生徒たちは学習や部活動、生徒会活動などに積極的に励んでおり、その真剣な姿勢には私自身、日々感動を覚えています。
まず始めに、昨年度の進路実績についてご報告いたします。卒業生156名中大学進学者は29名、短期大学8名、専門学校46名と、合計83名が進学を果たしました。また、就職希望者62名全員が内定を獲得するという成果を収めました。こ れらの成果は、生徒たちの努力はもちろんのこと、保護者の皆さまのご支援、そして教職員の熱心な指導の賜物であると感じております。
部活動においても、多くの生徒が活躍しました。特筆すべきは、弓道部が全弓連主催の全国高校遠的選手権大会に出場し、惜しくも決勝トーナメント進出は果たせませんでしたが大きな成果を上げました。今年も国民スポーツ大会の代表選考会最終日まで残るなど気を吐いています。様々なコンクールやコンテストへの参加など、文化部も健闘しております。これらの成果は、生徒たちの努力と情熱の結晶であり、学校全体の活力になっています。
また、地域との連携や探究活動にも力を入れております。地域清掃ボランティアや、川越特別支援学校川越たかしな分校との交流活動を通じて、生徒たちは社会とのつながりを実感し、思いやりの心を育んでいます。これらの活動は、生徒たちの人間性を豊かにし、将来社会に貢献できる人材へと成長する礎となっています。
次に、学校教育法施行規則の改正に伴い、この4月1日付で本校の設置者である埼玉県教育委員会が定めたスクール・ミッション、及びこれを受け本校で作成した「令和7年度学校自己評価システムシート」についてご説明申し上げます。総会資料とは別の両面刷り資料をご覧ください。
※ 差し込み資料の説明(学校自己評価システムシートは学校評議員会で意見聴取後に公表予定)
早いもので、10日後には中間考査が始まります。お子様には早めに準備を始めるようご指導ください。学校はまずは勉強が基本です。精一杯取り組むよう、先ほどの講演会を参考にして、ぜひ子どもたちにお声がけください。考査が終わると6月5日(木)は体育祭です。平日ですが、お時間がありましたら是非ご来校いただき、生徒たちが頑張る様子を応援いただければと存じます。
今後とも、生徒の健やかな成長のために、学校と保護者、地域が手を携えていければと願っております。本日の総会が実りあるものとなりますよう、心よりお祈り申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
第1回合同避難訓練 講評
皆さん、こんにちは。
今日の避難訓練は、大きな地震が発生し、その後安全に非難するという想定で、初雁高校と高階分校合同で実施しました。本当に地震が起きた時、きちんとした行動がとれる自信はありますか?
教室にいる時に地震が発生するという設定でしたが、選択授業や実習などでクラスが分かれている時もあるでしょう。また、学校にいる時間とそうでない時間を比べると、学校にいない時間のほうが圧倒的に長いのではないでしょうか。
学校外で地震など非常災害が起こった時、道路にいたら、電車に乗っていたら、建物の中だったら、地下街にいたら、色々な場面でどうしたらよいかを自分で判断しなくてはなりません。出かけた先でどのような行動をとったらよいのか、想像力を働かせ考えてみてください。
この中には消防士を目指している人がいると聞きました。そのような志を持つ人はさらに一歩踏み込んで、この学校にどのようなリスクが潜んでいるのかを考え、改善策をぜひ私に提案してください。
昨年、南海トラフ地震が話題になりました。自然災害は、いつ、どこで、どのように起こるか全くわかりません。したがって、地震の発生を防いだり予知することは残念ながら我々人類にはいまのところできないので、日頃の備えによってその被害をできる限り小さくすること(このような考え方を「減災」と言います)が重要なのです。
地震に限らず、大規模な自然災害が頻発する昨今。災害発生時にまずやらなければならないことは、「自助」、自分の命を自分で守ることです。繰り返しになりますが、いざという時に自分の命を守る行動がとれるよう、しっかり準備をしておいてください。
終わります。
川越初雁高校の風景1
入学式から9日目
今週は面談期間中で、新入生は部活動見学に時間を費やしています。
すでに先輩たちと公式戦に帯同している人もいますが
18日(金)の入部登録締め切りまであと一日です。
高校生活の軸として、部活動への積極的な参加を期待します。
中庭の池では、カメが陽気に誘われて甲羅干しをしています。
焦らずじっくり考えて部活を決めてくださいね!!
対面式 校長のことば
皆さん、こんにちは。
昨日の始業式・入学式に続いて新学期2日目です。今日の対面式は、新入生と上級生との初めての顔合わせ、出会いの場です。
新入生の皆さん、高校生活は一度きりです。先輩方とともに、これから3年間、この川越初雁高校で有意義な高校生活を送り、3年後に自分が思い描いた未来へ進む一歩が踏み出せるよう、しっかり学び力を付けてください。
また、在校生の皆さんには昨日もお話ししましたが、どうか良い先輩、良き水先案内人として、新入生一人ひとりに温かく接してあげてください。新入生の皆さんが新しい環境に少しでも早く慣れ、意義のある時間が過ごせるよう、先輩としての心配りをお願いします。
さて、皆さんは「一期一会(いちごいちえ)」という言葉を知っていますか?聞いたことぐらいはあるのではないでしょうか。茶道のもてなしの精神を表す言葉です。「一期」という字は、漢字の「一」に1学期の「期」という字を書きます。これは、仏教用語で「人が生まれてから死ぬまでの間」という意味だそうです。
「一会」という字は漢字の「一」に、「会う」という字を書きます。これは、一つの集まりや会合のことです。このことばを合わせた「一期一会」とは、茶の湯で有名な千利休(せんのりきゅう)の弟子の山上宗二(やまのうえそうじ)という人が、「あなたとこうして会っている時間は二度と来ない。だから、この一瞬を大切にしよう。」という思いを込めて、「誠心誠意、今できる最高のおもてなしをしましょう!」というように説いた言葉です。現在では、「一期一会」という言葉は「一生に一度しかない大切な出会い」という意味で使われることが多いようです。
今日こうして上級生と新入生が出会ったのも「一期一会」だと思います。もしかしたら、今日出会った先輩と後輩が、一生続く関係になっていくかもしれませんね?私にはそういう人たちが幾人もいます。そう思えば、人の出会いも一つ一つ大切にしたいものです。
新入生191名を迎えて、本校の生徒532名が揃いました。この学校で高校生活を送って行く上で、良き上級生、良き下級生として、お互いに切磋琢磨する関係を築いていきましょう。
この後、川越特別支援学校たかしな分校の生徒さんとの顔合わせもあります。同じ学び舎で、一日の大半を過ごす仲間との親交を深め、きずなを深めてください。
素晴らしい出会いの場になりますよう、今日の対面式、よろしくお願いします。